2007年12月

初めてのドイツでのクリスマス

ドイツでは クリスマスの4週間前の日曜日から始まる期間が Advent(待降節)と呼ばれる期間です。今年は12月3日の日曜日から始まりました。
 教会にも個人の家にもそして商店にも Adventskranz と呼ばれる樅の小枝で編んだ輪が飾られます。この輪にはろうそくが4本立っていて日曜ごとに1本ずつろうそくを灯していきます。そして 12月 10日に 2 本目のローソク 17日に 3 本目のローソク
そして 24日のクリスマスには 4本のローソクが 灯され クリスマスを祝います。
  1981年の夏 ドイツ ドッセルドルフに 赴任しました。
 その年の クリスマスの日 フランスDijonの 得意先 オレガ工場から 兼ねてから 「納入した機械設備 が 不具合があるので クリスマスの休みの日に 修理点検して欲しい」と 言われていたので ドイツ人の技術者を連れて 23日 Dijon に赴きました。 仕事が終わって  24日早朝 Dijonを 出たのですが 当時未だTGV もなくクリスマスというので 列車 及び 飛行機が まともに 運行されていなく 途中の駅で 2~3時間止まったりして やっとの思いで ドッセルドルフに たどり着いたのは 夜8時頃 でした。
 単身赴任でしたので 毎日レストラン通いでしたのでいつもの日本レストラン に 行きましたが geschlossen (閉店)の 札が 架かっておりました。 ドイツレストランも含め 全てのドッセルドルフの レストランも同じく 閉店でした。 レストランどころか 街を歩いている人が 一人もいなく ドッセルドルフの街全体が ゴーストタウン となっているのに気がつきました。
 仕方がないので 自分のアパートに戻りました。 ドイツのマンション(ドイツではマンションとは言わず die Wohnung ) は 整然と建てられていて 4棟の マンションで 四角に囲まれたところが 内庭になっていて 自分の部屋から 5~600の家庭の裏窓が見えるように 建てられています。
 窓越しにみる 各家庭のベランダが 毎週 明るくなっていき 真っ暗の中に5~600ローソクの明かりで 飾り付けをした クリスマスツリーが映えて 異様な雰囲気ですがそれぞれの各家庭で クリスマスを祝っている様子が 手をとるようにわかる 厳粛な静かな 夜でした。 はじめてのドイツでのクリスマスで Adventskranz なるものは知らなかったので 感動しました。 素晴らしい 夜でした。

 後で 事務所に行って このことを ドイツ人に 話すと ドイツでは クリスマスの4週間前から クリスマスを迎える準備としてAdventskranz の ローソクを 1週間に1本づつローソクを 灯して行き 24日のクリスマスイブのときには 4本のローソクが満開するとのこと そして この夜は 家庭だけで 祝い 例え 兄弟でも家には入れない とのこと 飲み屋や キヤバレーで 大騒ぎする 日本のクリスマスとは 対照的で 宗教心のない日本人には 学ぶべき点の一つと思います。

毎年12月6日は Nikolaustag です。

ドイツの子供たちは 長い靴などを 5日の夜 ドアの前に置き6日の朝 ニコラウスが プレンゼントを 持って来ます。
Weihnachtsmann サンタクロースは 12月24日に来ます。
ドイツの子供たちは ニコラウスから キヤンデイ などの こまかい プレゼントをそして クリスマスには サンタクロースから 長い間欲しかったものを貰います。
つまり 12月には 2回のプレゼントを 貰うのです。
 一方 フランスでは サン・ニコラスの風習は全くないそうですが スイス の ドイツ語圏  フランス語ドイツ語を話す アルザス には この風習があるそうで 言葉と風習が一致しているところが 非常に面白いと思います。

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