2005年12月

私のドレスデン1 世界最大のパズル

ドレスデンについては 公文ドイツ語 D教材91で 下記のように 学習します。

Dresden liegt im Süden von Berlin.
Es ist die Hauptstadt von Sachsen.
Die Stadt Dresden renoviert eine der schonsten Barockkirchen der Welt, die Frauenkirche. Aber wirtshaftlich geht es noch immer shclecht.
ドレスデンはベルリンの南にあります。
それはザクセン州の州都です。
ドレスデン市は 世界でいちばん美しいバロック教会のひとつフラウエン教会を修復しています。しかし経済的には今なお悪い状態です。


Frauenkirche in Dresden
修復中のフラウエン教会
( 2004年8月2日撮影)

ドレスデンは 1945年の敗戦後 ドイツが 東西に分断され  東ドイツとなってしまったので 私のドイツ滞在の 1981年夏より1986年末までの間は 少なくとも ドレスデンを含む東ドイツへは 旅行は勿論 仕事にも行くことが許されませんでした。

ドレスデン ザクセン王国の州都で 17世紀 バロック形式の文化の華が開花したところとして知られ バッハがオルガンを弾いた教会 ワーグナーが活躍したオペラハウス 美術館や宮殿が立ち並ぶ美しい エルベ川の フイレンツエ と 呼ばれています。

しかし今から 60年前  ドイツは 既に敗戦も決定的になっている 1945年2 月13日米英の空爆で 75%が 壊滅されました。 どうして 軍事基地が無いドレスデンが 爆撃されたのかと ドイツ人に聞くと これは 「どうして広島に原爆が落されたのか?」
という質問と同じで 誰にもわからないとのことでした。


ドレスデンの シンボルである  Frauenkirche(聖母教会)は 東ドイツの資金不足のため 空爆にあった  がれき のまま放置されておりました。1989年のベルリンの壁の崩壊で機運が高まり 地元住民らが再建団体を結成 1994年5月から再建に着手されました。

そして 内装設備を終える 本年2005年10月30日 の日曜日に  シュレーダー首相 や 米英政府の関係者他  6万人の人が出席して 完成式典が 盛大に開かれました 。

 高さ14メートルのがれきの山から 15万個の破片を調べて元通りに再現する気の遠くなるこの 作業は 「世界最大のパズル」 と称されております。この総工費1億3000万ユーロ(約184億円)の 7割以上が爆撃をした米英を中心とした世界各国からの募金でまかなわれました。  空爆に参加した英兵士の息子 らがつくった黄金の 十字架が「和解の象徴」 として ドームの上に取り付けられました。

 昨年8月に東ドイツにはじめて訪問しました。 7月29日から8 月5日まで フランクフルトを起点にベルリンまで 家内と息子夫婦と4人で一等車の4人用のガラス張りのコンパートメントを通しで予約しての旅で なかなか快適でした。

ドレスデンには8月2日に立ち寄り 翌日はマイセンに行きました。ライプチッヒから汽車に乗りドレスデンの駅で汽車から降りると 駅の構内を初め 街中のあちこちが 工事中で 未だ戦後といった感じでした。

 特に  Frauenkirche(聖母教会)のまわりは 大きい穴が開いておりひどいもので 修復の実情を見て来ただけに 世界の人々の協力で 立派に完成されたという知らせに その嬉しさも 格別です。


本年は「日本に於けるドイツ年」として 新しい形の 日独交流の催しが行われています。その一環として 上野の国立西洋美術館で ドレスデン展 が 開かれました。

ドレスデン ツヴィンガー宮殿のアルテマイスター絵画館にある アウグスト強王の財によるコレクション他から 陶磁器・絵画他 200点余りが 展示されました。

当時 日本 中国の 白磁の陶器が 欧州ではすごぶる貴重品として扱われて 今回も 伊万里焼が展示されていましたが それらを分析するために 太陽の光を 集光鏡で集めて 1600度の熱を発生し 日本・中国 の陶磁器に当てて 分析したという 集光鏡 なども出品されており これが後のマイセン磁器の 開発につながる興味深いものがあります。

(有名な ヨハネス・ フエルメールの「窓辺で手紙を読む若い女」 をはじめ オランダのレンブラント他の絵画 イタリアの 、メテリーノ カナレット 他 が 展示されておりました。

アウグスト強王は 当時ドレスデン近郊フライベルグの銀山が 活発で その財宝で以って300人の妻を娶り 400人の子供が出来 絵画 陶磁器のコレクションを なし 『 強王 』と言われいます。

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