2004年04月

ドイツ人の感情表現 umarmen sich 抱き合う について(2)

--- 私の運命を変えたドイツ人 ---

私が勤めていた会社の ドイツ営業所から 毎年決まって 2~ 3 月に日本に出張してくる ドイツ 人 社員がいました。彼は 当初日本の大手総合商社M社の Furankfurt 支店にいて わが社の製品を担当していたのですが なかなか優秀だったので 私の先輩が 高給で引き抜いて わが社の西独 支店の社員とした男でした。 どうして毎年2~ 3 月に日本に出張してくるのかと 聞くと ドイツにその時期に来ればわかる とのことでした。 赴任後はじめてわかったことですが

ドッセルドルフ ・ ケルン など ライン川に沿った地域は カーニバルの馬鹿騒ぎが盛んで最後の  Rosen Montag の日には 女性が男性に何をしても良い というお祭りがあります。 
女性社員が男性のネクタイをはさみでバサリと切り落とし 赤い口紅を厚くつけた女性軍が 男性の顔にキスをしてまわる 白昼事務所で堂々と行われるのだから さすがのドイツ人も中には彼みたいに 嫌がる男性もいるのは当然です。日本にも府中の大国魂神社の暗闇祭りは 真っ暗な夜に この日は 男女何をしても良いというお祭りが昔あったそうで 暗闇での行為であれば未だ情緒があり許せるのですが 白昼堂々と行われ しかも  若いきれいな女性軍は そういうことはしてくれず おばさん社員ばかりだから逃げ出したくなるのもあたりまえ と思えたのでした。

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彼の名前は  van Gaalen   彼と私との接点は 少し長くなりますが ・・・・・・

わたしは 最初の会社で超音波振動子 圧電製品などの新製品の市場開拓 を行っていましたが家庭の事情で九州の家業の跡継ぎをやっているときに TDKという会社で全く同じ商品を世に送り出したがうまくいかないその部門も閉鎖になりそうだから もう一度上京して活躍してみないかと の有難い話に飛びついてこの会社に入り 予ねてよりやりたかった圧電素子を使った シガレットライタ用 ユニットの開発を企画しました。それがうまくヒットして 国内の市場を制覇 今度は海外に売って来いということになりました。 アメリカ・中南米・東南アジア・欧州へ出張を命じられ調査の結果 ドイツに潜在市場があることがわかりました。2度目の3ヶ月のドイツ出張を命じられたとき ドイツの Rowenta Ibelo 他 の シガレットライターメーカーに連れていってくれたのが この van Gaalen でした。

     ---  続く  ----

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