2003年07月

Dijon? Lyon?

フランスの国営企業トムソン の中でも 一番 我社と関係が深かったのがDijonの 工場 でした。当時 TGV が 出来たばかりで  今は マルセイユに行く TGV スイスに行く 線 等がありますが 当時は Paris gare de Lyon駅から Lyon に行くTGV しかありませんでした。

 サントノーレ 通りの 高級 ブティックでは 日本語の話せる人を雇ったりして 日本人に対して親切ですが忙しい 汽車の切符売り場 郵便局の窓口 など フランスの街では フランス語を話せない 日本人に対しては 冷淡 且つ  méchant(意地悪)です。しかし TGV の 1等に乗り よく訓練された TGVの 搭乗員 に接すると地獄で仏にあった ようなもので フランス語を 使わず 英語で 朝食の注文を取りにきて席まで運んでくれたりして庶民が いきなり 王様 になったような 心地です。

 あるとき Dijonの工場長に 呼び出され 急にDijon に 行くことになり 予約なしで 急いで行ったときです。 駅に着いたら丁度 TGVが 出るところでした。プラットホーム で掃除をしていた人に 列車を 指さしながら ディジョン?と聞いたら 首をたてに振って うなづく ので 飛び乗りました。かなり時間がたって そろそろ Dijon に着く頃だと思って外の風景を眺めていたら 列車は Dijonを通過して とうとうノンストップで Lyon まで来てしまいました。 名古屋に 行くのに東京→大阪ノンストップの 「 ひかり 」に 乗ったようなものです。 Dijonを通過して Lyon までの 40 ~50分 がすごく 長く感じられました。 Lyon で Dijon→Lyon →Dijon の切符を買って やっとDijon  に たどり着いたらもう 夕方でした。工場長に 電話したら 明日早朝に 来てくれ とのこと  失意の状態で ラ クロッシュ という いつも 泊まる ホテル にたどり着きました。

自分のディジョン という発音が リヨン に 聞こえたのか と 思うと 情けなくなりました。しかし 聞いた人が 駅員の制服を着た人ではなかったことを 思い浮かべると どうも 駅のことをよく知らない外国人労働者だったかもしれません、このホテルは駅から歩いて7分くらいのところにあり部屋の照明が落ち着き  すごく綺麗な庭を見ながら食べる 朝食が又素晴らしくしかも ラ クロッシュ( フランス語で 鐘)という発音が 又 気持ちよく すべてを癒してくれるホテルでした。


Sofitel Dijon la Cloche

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