2002年02月

市場で ( au marché ,auf dem Markt )(4)

「市場」に関して どうしても欠かせないのが Messe です。日本では 最近「幕張メッセ 」等と メッセということばが定着しつつありますますがMesseという言葉は もともと キリスト教のミサ に 行くという意味で ミサに人が集まる ということから発しております。

 日本語の辞書には 単に「見本市」「定期市」と 訳してありますが 確かに見本市には違いないのですが 日本の見本市より祭りといった要素が 多く 単に見本市というのではなくてお客さんと ビールなどの 飲み物を飲みながら 談話 又は 商談をするのが 主な目的です。

いわゆる 市場Markt と Messe の 違いは 歴史的に Marktが 市民の間で自然に発生したものに対してMesseは 諸侯の指導のもとに発展してきている点です。日本人にもおなじみの ハノーファーメッセ  フランクフルトメッセ など 世界を動かす 見本市で 出品者の半数は 海外からの 出品です。

「  たとえば カメラ業界では 1年1回開催される ケルンの Photokinaでの新製品の 評価 が  全世界の売り上げを 決定づけるので  各カメラメーカーは Photokinaに照準をおいて 新製品の開発スケージュールを組み 全社をあげて 努力しています。

そのMesseが開催されている間は その都市の 全ホテルが 超満員で 又 メッセープライスとして ホテル代も3~4割高くなり このメッセーに関係ない旅行者は 大変な迷惑を蒙りますので この時期を避けて 旅行の計画を 作らないと 大変なことになります。私が駐在していたドッセルドルフでも Igedo などのファッションのメッセーなどが 年に5回ほどあります。ちょうど その時 日本からの出張者が あると ホテル探しに大変です。ホテルは全部1年前から予約済みですので ドイツ人社員の紹介で民家に泊めてもらったりしたことがたびたびありました。

メッセーで 一番うれしいことは  メッセーに 出展すると いろんな方と お会いできることです。1986年のミュンヘンの エレクトロニカは 帰国することになっていたので 私にとって最後の メッセーでした。

思いもかけず  Kubeさんが 私の会社のブースを 訪ねてくれ 年末に帰国する旨 伝えると 「今度シュトゥツトガルト に 来るときを 連絡してほしい。 今 チュービンゲン大学に留学で来ている A 嬢 も 呼んで 私の送別会を やろう 」 とのことでした。

  その3年前 私が赴任して1年経過したときの冬でした。 ドイツ語の勉強のため ローテンブルグでホームステイのゲーテインスティチュート・2週間コースに参加したときのことです。私のように短期の学習に来る人は少なく ほとんどの方は1年でした。銀行員・医者・コックさん・ヴルツブルグ大学にピアノの留学のために来た桐朋大学卒の 落合 敦 さんなどなど   放課後 街のレストランで 日本人の先輩方々から2週間組の歓迎会をやってもらったり 学校はドイツ語だけの授業でしたが遠足の1日があったり実に楽しい2週間でした。

最後の授業の日のお別れのとき 私と同じ 2週間組の生徒のお嬢さんが大きい荷物を 持ってウロウロしていたので どうしたの?と聞くと 大阪の知人から Reutlingenにいる Kube さんという人に 渡すべく荷物を頼まれてきた。しかし ここから Reutlingenに行くには バスと 電車 と 3回乗り継げねばならない。何時に着くかわからないとのこと。     ドイツは 車社会になっていて アウトバーンは すごく発達していますが鉄道・バスは 非常に不便です。                                 続く Fortsetzung folgt , a suivre

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