2001年08月

アルザスへの旅行(1)

旅行も楽しいですが、忙しい中に少しの時間を割いてその準備をすることも、叉楽しいものです。


エギナハイムのかわいい家

旅行の目的は人それぞれあると思います。全く異なった環境に自分の身を置くことによって、いろんな思いもかけない喜びが生じます。デジタルカメラの電池がなくなり肝心のところで写真がとれなくなり、現地の人がフランス語で親切にもカメラ屋さんを教えてくれ暖かい心を感じたり、偶然レストランでドイツから来た人と 隣同士になり、ドイツ語でお互いに自分の故国のことを語りあって喜びあい、日本にいたら日常茶飯事なことでも海外では非常に新鮮で楽しく感じます。

今回のアルザスワイン街道の旅は、オベルネ、リボヴーレ、リクヴィール 等の中世のおとぎの村- シュバイツアー博士の育ったカイゼルブルグの村での滞在- タルトフランペ、シュークルート、ベーコッフなどのアルザス農民の食べ物 - ピノノワール、リースリング等7種類のワイン- レストラン、散在するお城…そういう一連のものが、その楽しさを増幅してくれ最高のしあわせでした。
そのような瞬間に、本当にフランス語・ドイツ語を勉強してきてよかったと思います。

欧州の人々はバカンスを1ヶ月まるまる取れるので、一箇所に滞在してそこでのんびりと読書をしたり、サイクリングをしたり、乗馬をしたり、休暇を楽しむのが普通ですが、日本人の場合は、休暇を取れるのがせいぜい1週間~10日間であるために、その間に慌しくロンドン・パリ・ローマ・マドリッドを見てまわるというめまぐるしい旅行が多いようです。しかしそうなると、団体行動からくる時間の拘束があったりして、旅の本来の目的が阻害されるようです。ホテルの予約も特に車の場合、すべて予約して行くと、その時の交通事情で思わず予定以上の時間がかかったりして思わず名も無いお城があって寄ってみたいのに予約したホテルに到達するスケジュールからその意図が達成できず、旅の楽しさが半減されることもたびたびありました。

予約なしで車でぶらりと行って、良さそうなホテルまたは泊まれるところで泊まるというのが理想なのでしょう。しかし 前回プロヴァンスに行った時に、夜10時をすぎてもホテルが探せず怖い思いをしました。 誰かのホームページでセザンヌが愛したサントヴィクトワールの山に行く途中のSt.Maximin という小さな村の Restaurant de France というホテルが良いと書いてあったので、そこに行ったらホテルは満室でした。折角来たのでと思い、そこで食事をしていたら遅くなってしまいました。それからの暗い山の中でのホテル探しは、聞く人もほとんどいなかったので想像以上に大変でした。


ストラスブルグのプティフランス

今回は行き当たりばったりでなく、ホテルをある程度調べ予約して行こうと思い、フランス政府観光局(www.franceinformation.or.jp)より資料及びアルザスに関する本を取り寄せて調べました。その資料にアルザス地方観光局のe-mailのアドレスが書いてあったのでメールをしましたが、なかなかこちらが期待するような返事が得られませんでしたので、国際返信用切手2枚(300円)を同封して簡単なフランス語の手紙を添えて、ストラスブール、コルマールに資料請求をしましたら、詳細な資料が驚くことに1週間以内に 手にすることが出来ました。当初田舎のオーベルジュ(宿屋)叉は農家に泊まるファームステイ(Ferme-auberge)をする予定でしたのでその資料も少し集めたりもしましたので次回皆様にご報告したいと思います。何らかの参考になるかと思います。

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