2001年06月

Bonnes vacances! Schoenes Wochenende!

思いもかけず アテネに 1週間も 滞在せざるを 得なくなったので アテネのアクロポリスのパルテノン神殿・古代アゴラ( 昔の商店街 の遺跡)には 毎日 行き ここで ソクラテス や  プラトンが 弁舌を 振るっていたのだろう と 想像し ロマンにひたりました。国立考古学博物館には 紀元前13世紀に 栄えたという ミケーネ文明の遺品 アガムネノン の ものといわれる 黄金のマスク が 印象的でした。 当時 私たちの商品の1つであった セラミック コンデンサー の セラミックという 言葉の 語源は Keramik という町に 陶工が 多く住んでいたから ここから セラミックとなったと  ガイドブックに 書いてあったので 職業柄 興味があったので地図を たよりに ひとりで 歩いていってみると 今は  何の変哲も無い 荒地でした。しかし 昔は陶器を焼く工場があったのでしょう。夜は 退屈なので 『夜の タベルナまわり』 という観光バスにのって    観光客相手の ギリシャの ダンス を   ギリシヤの 料理  と酒を楽しみながら 見るツ-ア で過ごしました。 アテネには『TABERNA』という看板の店がたくさんありましたが 日本人には奇妙な言葉タベルナは ギリシャの大衆食堂の ことでした。甘草から作ったという『ウゾ 』という 食前酒 は 最初は 臭く とても 飲めないのですが それが 3日も 続けて飲んでいると 毎日それを飲みたいという 気持ちになり ホテルの自分の部屋でも飲むようになったのですがドイツに帰ると ドイツにも ギリシャ人が いるので 『ウゾ』は売っていましたが 「ウゾ」 は 全く 飲む気になりませんでした。やはりその土地によってその嗜好が 変わってくるものです。アテネ市内も狭いもので 3日も 歩いていると見尽くしてしまい 退屈しているところに  『 ミケーネ』 への 観光バスがあることを知り行くことにしました。  高校時代に感動して読んだ本の1つである 岩波文庫の 「古代への情熱 」という ドイツ人・ハインリッヒ・シュリーマンの自伝で 知った あこがれの ミケーネです。貧しい ひとりの男 が  18カ国語 を 独学でマスターして 貿易で巨万の富を得 少年時代に読んだ ギリシヤの詩人ホメロスの『イリアス』や 『オデュセイア』を  それまでの通説に反して フィクションでなく歴史史料の事実と信じて現実の地図の上にホメロスの詩に登場する地名をあてはめ、トロイア、ミケーネなどの発掘したという成功物語に 出てくる 『ミケーネ』 に 思いもかけず 行ける事になったのです。                   ―― 続く ,a suivre. Fortsetzung folgt――

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