1999年01月

Karneval carnival carnaval カーニバル

カーニヴァル という お祭りは もともと 「肉食を断つ」という意味で 謝肉祭が だんだん俗化した仮装行列の春の祭典としてローマ・ベネチア・リオデジャネイロ フランスではニース の お祭りが有名ですが 私が住んでいた ドイツの ライン河畔 ドッセルドルフでも 盛んです。

小学館の国語大辞典によると カーニバルとは

1 カトリックで、肉食を慎しむ四旬節の前三~八日間行なわれる祝祭。仮装パレードなどがはなやかに行なわれる。謝肉祭。《季・春》

2.転じて、単なる西洋風のお祭り騒ぎをもいう。 

とあります。 40日間 肉食が出来なくなるので その前に ドンちゃん 騒ぎをして 大いに 飲み 遊び 春の近づくのを 祝っておこう ということの ようですが  キリスト教と 生活に結びついてないと  そのような説明を 頭ではわかったつもりでも ピント 来ないので われわれには  上記の辞書にあるように 転じて 単なる 西洋風のお祭り騒ぎとしか  写らないのは 当然と 思われます。
 

ドッセルドルフでは 毎年2月の終わりちかくになると デパート には 切られてもよいような 安い ネクタイ が売られるようになります。というのは この地区では  このRosenmontagの時は  --女性が男性に何をしても良い――― という風習があり   オフィースでは 男性は 例外なく ネクタイを 女性から はさみで 切られるからです。   銀行などで   半分に切られた そのネクタイを 戦利品として ひもに ぶら下げて オフィスの入り口に飾られているのは 異様な 感じを受けます。 叉 ネクタイを 切られるくらいなら 大した事はないのですが シヤンぺンで 酔った オバサンたちから キスを され 顔じゅうが 赤い口紅で 真っ赤になります。日本人とちがって キスをするのは 小さい時から なれていて あっという間に やられそのスピードは 神業です。

不思議と若いきれいなお嬢さんは 決してそんなことはしてくれないのが残念なことではあります。 Componex という 小さい商社の 人が 毎年 そのころに なると 日本に出張して来られるので 不思議に思っていたら ドイツ人でも このお祭り騒ぎを こころよし と思っていなく 毎年 この祭りの時は ドイツにいないように している由。

ドイツ人でも このお祭りを 避けている人もおり 面白いものです。

昔 調布に 「暗闇祭り」 というのがあり これも 女性が 男性に何をしてもよいお祭りであったが 今は 行われていないと 聞きましたが 東西 似たような お祭りが あるものです。

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